当社では、イタボガキ稚貝から親貝養成をおこなうにあたり、チョウチン籠や目合の細かいマル籠等のカゴ養殖の手法を用いています。
カゴ養殖の特長は、生育密度を適度に保ち、貝どうしが動かないよう固定することで、成長促進を図るメリットがあります。
今回は、カキ養殖業者様にお願いをし、オーストラリア方式によるバスケットを利用した養殖試験について、良好な結果が得られましたので報告したいと思います。
まず、身入りについて、カゴ養殖と比較しても、見た目に向上していると感じます。
殻型(カップ)については、付加価値の視点からも、新しい方向性が見えているのではないかと思います。
まだまだ知見に乏しいイタボガキの情報についてですが、改めて新しい経過がわかり次第、お伝え致します。
イタボガキの養殖手法について。
2023.04.10 - Mon