昨年まで試験種として取り組んできましたイタボガキについて、今季より新魚種として量的生産を開始しました。
本種は、初期の段階で一粒種(シングルシード)に仕立てることにより、さまざまな漁具漁法との適性があると感じております。
その理由として、
■ 成長が緩やかであるため、在庫管理が容易であること。
■ 成長期が特に夏季に認められ、斃死が極めて少ないこと。
(冬季は全くといっていい程、成長変化はありません。)
■ 殻質的に付着物を余り寄せ付けず、ストレスを感じさせない。
個人的には、いろいろと想像を掻き立たせてくれる興味深い種だと感じております。
種苗に関する疑問や質問等がございましたら、お気軽にお問い合わせください。
イタボガキ種苗に関するお知らせ。
2023.09.09 - Sut