本日、イタボガキ稚貝(1年物)について、9/7以来の網替えをおこないました。
漁場となる海域(播磨灘)の表層水温が25℃を下回るようになりましたので、付着物の除去を今シーズン初めて行いました。
本種は、年間を通じて、付着物をあまり寄せ付けない性質のようで、ある程度の密度を保ち飼育すると、フジツボやカキ類の付着を軽減できるように感じています。
今回の画像は、網替え風景と付着物除去前が分かるものを添付しています。
なお、先月からの斃死については、ほぼ確認できませんでした。
改めて、高水温期の斃死を気にかけてきましたが、今年に関して目立った減耗はありませんでした。
今後も新たな気づきなどがありましたら、報告いたします。
イタボガキ稚貝の育成経過。(10月)
2023.10.12 - Thu