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イタボガキ資源再生への試み。

2022.06.28 - Tue

試験種イタボガキの種苗生産を昨年に引き続きおこなっており、採苗のタイミングを迎えました。

今季は採苗の付着率向上を目的に、中村化学工業様が開発したシングルシード用採苗コレクター(トレール)を対照区に採用させていただいております。

日本においてイタボガキは、文化的価値も高い魚種でその殻は日本画や雛人形に使われる顔料になることが特質で「胡粉(ごふん)」とよばれます。

このイタボガキと近縁であるヨーロッパヒラガキ European flat oyster (学名 Ostrea edulis)も同様に資源の枯渇が深刻であり、近年は世界各地(ヨーロッパ、オセアニア等)で環境保護としての取り組みが盛んになっております。

国内においても海域によっては絶滅危惧種に指定される当種について、資源管理の側面も十分に考慮しながら、これからの生産普及に取り組みたいと考えております。